日食とは、月が太陽と地球にはさまれたときに起こる現象で、月が太陽と同じ側にきた新月のときに起こります。
日食には、部分日食、金環日食、皆既日食があり、その中でも皆既日食は、完全に隠れない部分日食や月と太陽が重なるけれど、太陽より月が小さい金環日食と大きく違い、皆既日食間は、昼間でも夜のように暗くなります。真暗ではありませんが、コロナ(太陽の大気）が明るいので月夜くらいの明るさです。また紫色がかったなんとも言えない空の美しさも見ることができます。
このとても珍しく神秘的な現象が2009年7月22日に起こるため、世界中の天文ファンが注目しています。
日本でも、見られるのは『トカラ列島、種子島の南部と屋久島、奄美大島の北部、喜界島』とわずかな地域のみ。
しかも、屋久島や奄美大島などは、山があるためできるだけいい場所を確保しないといけないようですが、ここ『喜界島』は一番高いところで標高２００ｍ程度。そして、島全体が皆既帯に含まれているため、どこででも見ることができるのです！！
まさに、隠れた好スポット！！ぜひ、喜界島でこの神秘的な体験をしてみませんか？
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| 月が太陽を一部隠す現象です。 2009年の日食は、日本のほとんどが、この部分日食となります。太陽光が強い為、太陽観察用の保護メガネなどで観察しない限り欠けているのがわかりません。 |
太陽と月が完全に重なるのですが、太陽が月よりほんの少し大きく見えるので、太陽の光が、金のリングのようになります。やはり太陽光が強い為、皆既日食のように暗くはなりません。 | 太陽と月が完全に重なり、月のみかけの大きさが太陽より大きい場合、太陽全体を覆い隠すことになり、暗くなる現象。 暗くなる皆既の時間は、皆既帯の中心線においても通常30秒〜3分程度。今回トカラ列島での皆既時間は6分以上と稀に見る長さです。 |
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| コロナは、太陽を取り巻く希薄なガスで、満月と同じくらいの明るさですが、ふだんは太陽光球の明るさにかき消されてみることができません。皆既日食のときには、このコロナを肉眼でみることができるのです。細かい筋状の模様をしていて、輝く糸が棚引くように見える様子は、とても神秘的です。 | 皆既日食の終わりに、月の谷間から太陽の光がもれると、そこが明るく輝き、太陽を取り巻く内部コロナと合わせて、まるでダイヤモンドの指輪のように見えることからダイヤモンドリングと呼ばれています。 | プロミネンスは日本語では「紅炎」といい、太陽の周りに見られるピンク色に輝く炎のような模様のことです。とても激しいガスの運動で、時間とともに変化しています |
